「今日はカレーだよ!」への反応でわかる発達障害児と健常児の違い

今はもう慣れてしまいましたが、発達障害を持つ長男と話すと、変わってるなーと感じることがあります。

でも、どこが違うのか?と言われるとはっきりとは答えられません。なんとなく違和感がある、っていう感じです。

でも、皆さん気になるのは「どんなところに違和感を覚えるか」ですよね。

実際、どこに違和感を覚えるのか、「今日はカレーだよ!」と声をかけてみた時の反応で考えてみたいと思います。



「今日はカレーだよ!」ママはどんな気持ちで言っている?

うちの子は二人ともカレーが大好きなので、ご飯がカレーだとめちゃくちゃ喜びます。

なので、「今日はカレーだよ!」と言うときのママの気持ちは

「二人とも喜んでくれるかな?」

「どんな反応を見せてくれるかな?」

って感じですよね。

「喜んでほしい!」って言う期待を持って声をかけてます。

言葉には出してませんが、ママの目や笑顔、声のトーンや雰囲気で、期待してることがなんとなく感じられるはずです。

健常児の次男の反応は?

「今日はカレーだよ!」と声をかけると、次男はまずは私の目を見て「やったー!」と言います。

なんとなく次男が「カレーうれしいな!ママは僕が喜んでると嬉しいよな、僕が嬉しいってことを伝えなきゃ!」って思っているのが目を見たらわかります。うれしい感情が現れているのが一目で分かります。

そして、「やったー!」と伝えた後も、私がしゃべるまで目を見たまま、どんな反応が返ってくるかをじっと待っています。

「僕はカレーが嬉しいって伝えたけど、ママはなんていうかな?僕が喜んで嬉しがるかな?」みたいな思いが伝わってきます。ママが「カレーうれしいね!」と答えると、笑顔で「うれしい!」と答えてくれます。

発達障害を持つ長男の反応は?

一方、長男に「今日はカレーだよ!」と声をかけた時はどうでしょうか。

「やったー!」と言うのは同じですが、私の目は見てくれません。私に返事したというよりは、ただ嬉しいから「やったー!」と言っただけという感じです。

「聞いてる?」「カレー嬉しくない?」とついつい声をかけても、だいたい「うん、聞こえてる」とまたまた目を見ずに答えます。目を見てくれても、答えたらすぐに目をそらしてしまうか、他に興味があるものに目を向けてしまいます。



長男と次男の反応の違いでわかるコミュニケーション力の弱さ

カレーへの反応に限らず、次男の場合は「カレーが嬉しい」という感情はもちろんありますが、それと同じくらいママと「カレー嬉しいね!」という感情を共有することが楽しいという感じがします。なので、カレーの話の後もコミュニケーションが続きやすいんです。

カレー嬉しいね!→早く食べたいね!→何が入ってるの?→いっぱい作った?

と、自然とカレーの話で会話がつながっていきます。

一方、長男はカレーで会話は広がりません。自分が興味のあることならどんどん会話が広がるし、「あれ知ってる?」「これ教えてあげる!」と饒舌になります。

でも、今回のカレーのように、こちらが提供した話題であまり興味がないものや、他に興味が行ってしまっているときは、そこでおしまい。結局、自分が好きな話だけ話す、自分本位な会話になってしまいがちなんです。

また、目を見ないというのも二人の大きな違いです。

目は口程に物を言うというように、私たちは無意識に目で感情を読み取っています。

ですが、長男は言葉以外から人の感情を読み取らないといけないという感覚が弱く、あまり目を見ません。目を見るように促しても、ただ目を見るだけでそこから感情は読み取ってくれません。

普通はお互い、相手の感情を読み取りつつ会話するので、相手がこちらの反応を気にしてくれているのが分かり、心地よく会話が続いて行きます。

ですが、言葉以外から感情を読み取ってくれないと、「わかってる?」「聞いてる?」とめちゃくちゃ不安になります。

これって、意識しなくても自然に身につくものなので、教えるのも大変だし、どうしてしないといけないのか、理由を説明するのも難しい。このあたりが、今後経験でカバーできるようになってくれると、大きく成長してくれると思います。