支援学級から普通学級へ移ることは可能?申請はいつ?絶対確認することは?自治体に聞いてみました

我が家の長男の小学校入学を控え、普通学級か支援学級か選ばなくてはならなくなってきました。

発達障害を持つ子供の親にとっては、最初の大きな決断です。本当に迷います。

うちの子は支援学級じゃないとうまくいかないのか、普通学級でもなんとかやっていけるのかは、実際に入学してみないと分からないですもんね。

参考記事

発達障害の子供の就学で迷うのが、通常学級か支援学級かの選択ですよね。 特に、知的な遅れはないけれど、コミュニケーション面で心配...

そこで気になるのが、支援学級から普通学級、普通学級から支援学級に途中で変わることが出来るのかどうかと言うことです。

実際、私たちが住む自治体に聞いてみたので、その解答と私の考えをご紹介したいと思います。



普通学級と支援学級の移動は可能?

結論から言うと、普通学級から支援学級へも、支援学級から普通学級へも移動が可能です。

つまり、1年生は様子見で普通学級に入れてみて、どうしても無理そうだったら2年生から支援学級に入れるというのもできるということです。

親としては一安心ですね!

ただ、支援学級は1人の先生につき最大8人、普通学級は最大40人の子供しか受け持つことが出来ません。

ですので「すでに支援級に8人が在籍していて、新しい先生が補充される予定がない」場合や、「普通学級にすでに40人が在籍していて、クラスを増やす予定がない」場合は移動が出来ない可能性があるそうです。先生が足りない、教室の数が足りない、そんな事情によっては移動が出来ないんです。

こちらは、それぞれの自治体に確認が必要ですね。

申し込み時期に注意が必要!

もう一つ注意したいのが、移動を申し込む時期です。

私が住んでいる地域では9月までに申し込みが必要と言われています。

なので、2年生から支援学級に移りたければ1年生の9月までに、3年生から支援学級に移りたければ2年生の9月までに、学校に申し込んでおかないといけません。

これもそれぞれの地域によって期日が違う可能性があるので、必ず確認しておきましょう!

実際に移動した子がいるのかは絶対確認すべき!

支援学級と普通学級の移動は可能と言うことが分かりましたね。

ですが、残念ながらこれで一安心とは言えません!

もし移動を考えているなら、必ず自治体に聞いておいてほしいのが「実際に移っている子供はいるのかどうか」です。

制度があるなら大丈夫じゃないの?と気軽に考えてしまいがちですが、前例がなければ、小学校も対応に慣れていないでしょうし、悪ければだらだらと同じ学級で行きましょう!となってしまいかねません。

実際、私の住んでいる地域は普通学級から支援学級に移る子供はいるけど、支援学級から普通学級に移った子はいないと言われました。途中で移れるから大丈夫~と軽い気持ちでいると、小学校に入ってから困ることになるな、と強く感じました(-_-;)

なので、もし移動を考えている親御さんなら、必ず自治体に移動している子がいるのかを聞いておくことをお勧めします。